8月28日(月)中庭に住むキジバト

 中庭でハトに似た鳥を見たことがありませんか。ユニークな鳴き声を聞いたことがありませんか。本校の中庭にキジバトが住んでいます。

 くちばしの先からしっぽの先まで33cmほど。名前の由来は、キジの雌の羽色によく似ているところから名付けられました。羽の色は紫が入った灰色で、「葡萄色」とも呼ばれます。翼と背中の羽根は黒に白や赤褐色の縁があり、ウロコのように見えます。喉の横には斜めの横筋が走る、地味ながらも趣のある色合いをしています。この羽の色は、明るい森の中に入ると保護色になり、敵に見つかりにくい効果があります。特に、背中のウロコ状の色合いは木陰に隠れやすく、抱卵中に襲われる危険を最大限防ぎます。
 キジバトのさえずりは「デーデー、ポッポー、」とも「ホーホー、ホッホー」とも聞こえます。最後は「デー」で終えることが多いのも特徴です。フクロウの鳴き声と間違う方が多いですが、実はキジバトの鳴き声です。雄がさえずり、口を開けずに喉元を膨らませてさえずる姿を見かけることがあります。さえずりは個体差があり、中には平坦な音調でさえずるキジバトも。明け方や雨上がりなど、薄暗い環境で鳴くことが多いようです。