第73回入学式

中学校生活のスタートを祝うような温かく穏やかな日差しの中で、第73回入学式を挙行できました。点呼の大きな返事、背筋をピンとはった態度、しっかりとした態度で入学式に臨みました。

入学式式辞

新入生登校日 1・2年生学活等

新入生の事前登校を行いました。新しい先生との出会い、入学式の練習、そして新しい教科書の配布。半日緊張の連続だったかもしれませんが、ピシッとした態度に中学生になるぞと言う決意を感じました。

〇個人を特定できないように撮影しています。

〇2、3年生は自己紹介、生徒会役員や教科係などの学級組織の決定などです。新しいクラスでワイワイやっています。今年度から牛乳パックの回収方法がかわり、洗らわずにつぶして回収しています。
階段で友だちが重そうに配布物を運んでいたとき、さっと手助けをしている生徒がいました。新学期早々暖かい気持ちになりました。

第一学期始業式 学校だより4月号

(始業式式辞抜粋)
「春風や 闘志いだきて 丘に立つ」これは高浜虚子という方の俳句です。
春は新たな志、つまり目標をもつ季節。新学期を迎え、みなさんの「やるぞ」「がんばるぞ」という皆さんの気持ちが溢れているように感じます
また、春は出会いの季節。どの集団に所属するかは選択できないことが多いですが、どんな集団をつくるかは一人一人選択できます。新しいクラスのスタート。仲間に優しさを分けてください。この春休み中、校舎から古いイスの片付けをサッカー部の生徒が手伝ってくれました。篠中生は温かいなと改めて感じたところです。
さて、まだまだ、根本的な解決に至っていない新型コロナウイルス。その感染拡大から2年以上がたち、私たちは、やり方をかえ、行動を変えてきました。その中で、大きく二つのことを学んだと思います。
一つ目は、昔どおりしようとすれば喪失感しか得られないが、新しいものを創れば達成感が得られることです。これからの社会は、技術や産業がどんどん生み出され、自分なりの正解を見つける発想が大切になります。つまり、たった一つの答えを早く見つけるジグソーパズル型の学びから、無数の答えからよりベストな答えを創るブロックパズル型の学びとなります。
二つ目、人と集まる機会が減り、絆や友情を確認する機会が減少しましたが、その分、人との出会いを大切にするようになりました。今、若者の間では、ただおしゃべりするだけでなく、ものづくりを一緒に行い、中身の濃い時間を過ごすことが広がっていると聞きます。これを、「創造を意味するクリエイト」と「対話を意味するコミュニケーション」を組み合わせ「クリエケーション」と呼んでいるそうです。
今年は、本校でも、「クリエイト(創造)」と「コミュニケーション(対話)」を大切にしたいと思います。
まず、第一は「創造、つまり、自分から考え行動すること」です。授業や行事で自分から行動を起こすことを大切にしてください。そのために、昨年度から続けている授業の流れを大切にたいと思います。①ハッキリ!予習で目標・見通しをつかみ、シッカリ!書いて基礎・基本に挑戦します。②ミッチリ!意見交流で思考・対話します。③バッチリ!振り返り実践します。
また、昨年度から始めた一人一台パソコンを活用し、一人一人に応じた学習を進めていきます。
第二は「対話:お互いに話し合いささえあうこと」です。対話的な学習指導や体験的な集団活動・行事、生徒会や部活動のルールメイキング等を通して仲間づくりを進めます。昨年度、ささいな言い合いが大きなトラブルになることがありました。「自分がされて嫌なことは直接でもネット上でも言わない、しない」という当たり前の原則を必ず守ってください。
結びに、3年生は、最上級生として、篠山中学校の伝統を築き、さらに、自分の進路を決め、大人になる本格的な扉を開けていかなければなりません。2年生は、自分の世界が広がる時期です。2学期には部活動の中心になります。新しいことに挑戦して自分の可能性を広げてほしいと思います。将来につながる知性と心と体をつくるため、学級担任、教科担任の先生だけでなく、全員で協力して、できる限りのサポートをします。一緒にがんばりましょう。
学校啓発ポスター
学校だより4月号(教職員一覧・相談機関一覧は保護者配布の紙媒体のみ記載しています)
〇対面式で「リスタート新たな伝統を一緒に創りましょう」という生徒会長の素晴らしい歓迎の挨拶と、篠山中学校応援歌の独唱がありました。

〇始業式・全校集会・職員紹介 新たな決意を込めた凜とした雰囲気の中にも、和やかな雰囲気がありました。

〇学年開き 1年間過ごす学年の先生との対面です。

〇各学年4クラスでのスタートです。沢山の配布物です。

 

修了式

光ファイバーの断線により、ホームページがアップできなくなっていました。24日の修了式についてお知らせします。

(修了式式辞要旨)
3年生の卒業式の合唱にはエピソードがあります。卒業の一週間ほど前、卒業式実行委員会代表が「グラウンドで合唱してもかまいませんか」と校長室を尋ねてきました。私は、2つ注文しました。どんな方法だったら安全にできるか調べること。みんなが納得して歌えること。その生徒はスーパーコンピュータ富岳のデータをもとに合唱形態を考え、みんなに伝えました。コロナの時代に簡単に正解は見つかりません。でも、知恵と協力によってベストな答えは見つかりました。一方で、2月の統計で出席停止ののべ日数は昨年度比41倍になりました。家庭の協力も含めて感染症対策に取り組んだ結果だとも言えます。しかし、一方で、コロナウイルスは子どもの感染症に変化したと言わざるをえません。このような中では、昔はこうだったとできないことを嘆くだけなら喪失感しかえられないし、卒業生のように、全く新しいものを生み出そうとすれば達成感が得られます。特に、大事なことは、決められた時間内で効率よく活動すること、活動の質を高めることです。
最後に、1年間の振り返りします。篠山中学校のよさは、失敗を恐れない勇気といざというときの団結力だと思います。これは、たくさんの生徒がいる篠山中学校の特徴だと思います。新人大会などの部活動だけでなく、作文など文化的な活動でも、篠山中学校ここにありという結果を残しました。学習では、タブレットを使った個別学習や対話で思考を深める授業を行いました。この1年間、対話が大変上手くなり、考えも深まってきています。一方で、ゲーム依存で家庭学習や生活が上手くできていない人もいますので改善してください。
間もなく、2年生は最高学年になります。自分の進路を自分で切り開くための努力をしっかりしてください。また、この学校の顔としてどんな歴史を作っていきたいのかみんなで考えてください。
1年生はいよいよ後輩ができます。後輩にとって良いモデルとなってください。また、トライやるウィークをはじめ、いろんなことに挑戦してほしいと思います。

 

1年生スキー学校代替行事

まん延防止等重点措置が解除されたことを受け、3月22日、感染症対策を徹底したうえで、1年生スキー学校代替行事として姫路セントラルパークで班別校外学習を行いました。出発時は冷たい雨が降っていましたが、みんなの願いがかない、午後からは晴れの穏やかな天候となりました。学年目標である仲間の絆を深める一日となりました。

「まん延防止等重点措置」の解除に伴う学校園の対応について

兵庫県に適用されていた「まん延防止等重点措置」が、3月21日をもって解除されました。校外活動や部活動の練習試合等に変更があります。(丹波篠山市教育委員会通知)
県内の感染者数はまだ高い状況があります。引き続き感染防止対策を徹底しながら、教育活動を進めていきます。
保護者の方におかれましては、春季休業を迎えるにあたって、友人間でのマスクを外しての会話や飲食をさけることや、普段行かない場所での感染症対策等について家庭でもご留意願います。
また、春季休業中でも、お子様並びに同居の家族が、「感染」もしくは「濃厚接触者」と確認された場合や「感染の疑いがある」場合には、速やかに学校へ連絡をいただくとともに、部活等で登校しないようお願いします。休日はQRコードでの連絡をお願いします。

〇令和3年度の登校日も23日・24日の2日間になりました。

校外生徒会

新入生の事前登校日(令和4年4月8日)に、通学路や安全確認のため、2・3年生が新入生を引率して登校します。引率者を確認するための校外生徒会を行いました。

保健だより 免疫を高める食事

保健委員会が、様々なテーマで保健だよりを作成して掲示しています。今回の作品で1年生が作成した免疫を高める食事が素晴らしかったので掲載します。免疫を高める食材や食事の重要性についてわかりやすく書いています。(保健便り 1年生製作)←横転している場合は回転させて表示させてください

保健便り1保健便り2