1月も最後の週となりました。週末には節分、立春を迎えて少しずつ暖かい日も増えてくることでしょう。今日は全校集会で二十四節気のことと、今できることに全力を尽くすことを校長から話しました。私たちは自分でコントロールできないことで悩んだり不安になったりすることがよくあります。自分でコントロールできるのは自分自身のことだけなので、不安や心配事などがあればまずは何ができるかを考えて、行動に移していくことが大切です。特に3年生は受験シーズンですが、今自分ができることに集中して、希望を叶えていってほしいと思います。
月: 2024年1月
授業研究会
市内中学校では教科ごとに部会を持ち、授業研究会をはじめ様々な取組をしています。また、本校では校内研修でも全教員が研究授業をして授業力向上に努めています。本日は本校で2年生理科の授業研究会がありました。授業では放射線についての基本的事項を確認し、様々な試料の放射線量を調べました。放射線と聞くと少し恐いイメージを持つ生徒が多かったのですが、放射線にはいろいろな種類があって、自然に存在しています。多くの身の回りのものから放射線が出ていることがわかり、生徒も興味深く学習していました。
学校だより1月も掲載しています。
避難訓練
1月15日(月)、地震を想定した避難訓練を行いました。まずは自分の命を守る行動をとったあと、指示から約5分で全校生が避難できました。今回はあらかじめ予告をしていましたが、地震はいつどこで起こるかわかりません。学校は比較的安全な場所だと言えますが、篠山中学校はガラスが多いので注意が必要です。各家庭で過ごしているときに大きな地震が起こったときはどうすればよいか、それぞれ状況が違うので、生徒には家に帰って家族で話し合ってほしいと伝えています。日頃の意識や訓練が大切な命を守ることになります。
道徳(震災から)
令和6年は元日から石川県をはじめ北陸地方をおそった地震や津波のニュースが私たちを驚かせました。被害の大きさがわかるにつれて胸が痛みます。被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。また、13年前には東日本大震災があり,復興もまだ途中です。さらに今から29年前の1月17日には阪神・淡路大震災があり、県内でも多くの方が被災され、辛い思いで過ごしてきた日々が思い起こされます。生徒たちはその経験はありませんが、今までも震災の学習を積み上げてきています。今年度も本校ではどの学年、クラスも12日(金)に阪神淡路大震災を題材に道徳の学習を行いました。防災や減災、助け合いやボランティア、生き方など考えることはたくさんあります。学習の最後には伊丹市で行われる追悼の集いに献灯するロウソクに一人一人がメッセージを書きました。思いが届きますように。
3学期スタートです
1月9日(火)、3学期始業式を行いました。校長からは、まず北陸地方の地震に触れ、困難や辛い状況にある人へ思いを寄せながら、当たり前に思う日常を大切に過ごすことを話しました。そして野口英世の「人生で変えられるのは自分と未来だけ」という言葉と、辰年であることから故事成語の「登龍門」の言葉を引用し、3学期は激流のように早く過ぎていくけれども全力で乗り切り、1年間のまとめとすぐ先にある未来(4月)に向けての準備をしていこうと伝えています。
始業式の後は各教室で新春席上揮毫大会を行いました。毛筆で字を書く機会は少ないのですが、正月らしさを感じる行事でもあります。課題は1年生「新たな決意」、2年生「生命の尊重」、3年生「友好の精神」です。どの学年、クラスでも真剣な表情で画仙紙に臨む生徒の姿がありました。市内各中学校の優秀作品は、後日(2/1~)市民センターにて展示予定となっています。