修了式

光ファイバーの断線により、ホームページがアップできなくなっていました。24日の修了式についてお知らせします。

(修了式式辞要旨)
3年生の卒業式の合唱にはエピソードがあります。卒業の一週間ほど前、卒業式実行委員会代表が「グラウンドで合唱してもかまいませんか」と校長室を尋ねてきました。私は、2つ注文しました。どんな方法だったら安全にできるか調べること。みんなが納得して歌えること。その生徒はスーパーコンピュータ富岳のデータをもとに合唱形態を考え、みんなに伝えました。コロナの時代に簡単に正解は見つかりません。でも、知恵と協力によってベストな答えは見つかりました。一方で、2月の統計で出席停止ののべ日数は昨年度比41倍になりました。家庭の協力も含めて感染症対策に取り組んだ結果だとも言えます。しかし、一方で、コロナウイルスは子どもの感染症に変化したと言わざるをえません。このような中では、昔はこうだったとできないことを嘆くだけなら喪失感しかえられないし、卒業生のように、全く新しいものを生み出そうとすれば達成感が得られます。特に、大事なことは、決められた時間内で効率よく活動すること、活動の質を高めることです。
最後に、1年間の振り返りします。篠山中学校のよさは、失敗を恐れない勇気といざというときの団結力だと思います。これは、たくさんの生徒がいる篠山中学校の特徴だと思います。新人大会などの部活動だけでなく、作文など文化的な活動でも、篠山中学校ここにありという結果を残しました。学習では、タブレットを使った個別学習や対話で思考を深める授業を行いました。この1年間、対話が大変上手くなり、考えも深まってきています。一方で、ゲーム依存で家庭学習や生活が上手くできていない人もいますので改善してください。
間もなく、2年生は最高学年になります。自分の進路を自分で切り開くための努力をしっかりしてください。また、この学校の顔としてどんな歴史を作っていきたいのかみんなで考えてください。
1年生はいよいよ後輩ができます。後輩にとって良いモデルとなってください。また、トライやるウィークをはじめ、いろんなことに挑戦してほしいと思います。