新春席上揮毫大会

始業式後、新春席上揮毫大会を行いました。課題はそれぞれ、3年生「友好の精神」、2年生「夢を信じる」、1年生「新たな決意」です。五文字の配置は中々難しいですが、新春らしく力強い筆裁きをしていました。

3学期スタート & ほけんだより

3学期がスタートしました。始業式は、感染症防止のため、放送で行いました。全国的には新型コロナウイルスの感染が拡大しています。引き続き、感染症対策を行っていきますので家庭でも協力をお願いします。(ほけんだより1月号)

(始業式式辞抜粋)
みなさん、新年おめでとうございます。令和3年の干支は牛ですが、漢字で書くと「牛丼」など日常で使う牛という漢字ではなく、「紐」という字の右側の部分になります。
令和2年は、新型コロナウイルスの感染拡大により生活が制限され、他者と大きな声で話したり、会食をしたり、外出したりすることもなく、みんながバラバラになってしまったように感じた年でした。
新しい年を迎え、新しいつながり方がくると思います。今までの顔をあわせるつながりも大切にしつつ、一人一台パソコンが配布されるように、オンラインにより住む場所や年齢にとらわれないつながりが増え、ネットに潜む危険性を十分理解した上で、ネットを上手く活用し、人と協力して学習や仕事をする世界が目前に来ています。
令和3年のヒット商品のキーワードは「掛け合わせ」だそうです。新型コロナウイルスの影響がまだ続き、世界中が同時に危機を迎えているからこそ、あらゆる人がつながり、様々な産業で、知恵を組み合わせ新しいテクノロジーや施設を作り出していきます。
参考までに、ヒット予測第1位は「無人駅&辺境グランピング」です。無人駅は全国に何百カ所もあり、そこと小学校跡などの施設を組み合わせ、三密を避ける旅が一気に広がると予想されています。第2位は5Gと多くのカメラを組み合わせた「多視点スポーツ観戦」です。コロナ禍で、多くのイベントが中止に追い込まれましたが、これからは、360度、色々なアングルから即座に観戦できるオンライン配信サービスが次々と出てきます。その他にも、コオロギフードや配膳ロボットなど、色々な産業の掛け合わせで新しい技術が誕生し、身近なところで活用が始まります。
私たちも「掛け合わせ」はできることです。学校には様々な特性をもった人がいます。どう組み合わせて新しい生活をつくるか。これが令和3年のポイントになると思います。
3学期、みなさんが健康に過ごし、学習や生活で大きく飛躍することを期待しています。

↓ 3学期:学級で全校集会の放送を聞く生徒

2学期終業式 & 学校だより1月号

今年も年の瀬を迎え、生徒のがんばりと保護者の皆様の協力により、無事、終業式をむかえることができました。令和2年は、新型コロナウイルスにより、多くの行動が制限され、精神的にも肉体的にも辛い日々を過ごした一年でした。しかし、同時に、他者と協力し、新しいものをつくっていくことの大切さや、達成したときの喜びを感じられる1年でもあったと思います。
二学期は、学校行事において、仲間の絆を存分に発揮しました。総合体育大会や演奏会は代替行事となりましたが、仲間と支え合い、ひたむきにプレーする中で、人間として著しく成長しました。また、新人大会では、市大会・丹有大会、そして県大会で表彰され、すばらしい成果を残しました。体育祭、仲間と過ごす一瞬一瞬を大切にする思い強さを感じました。全ての種目練習を一発で完成させ、篠中生の心意気を示しました。文化祭、短い時間の中で合唱とダンスをつくりあげ、見ている人に感動を与えました。3年生は、ユニバーサルスタジオジャパンでの修学旅行、仲間と思う存分の笑顔で過ごしました。2年生も、短縮された中でしたが社会体験の中で世の中にふれることができたと思います。1年生は、初めての校外活動わくわくオーケストラで、規律ある集団行動をとりことができました。どの行事でも、今の環境に不平不満を言わず、ベストな答えを求めて工夫しました。そして、感謝の言葉を忘れませんでした。
さて、この冬休みは、時間のもつ意味を考えて欲しいと思います。「普通の人々は時間をつぶすことに心を用い、才能ある人間は時を利用することに心を用いる。」という言葉があります。SNSを利用して犯罪被害にあう子どもが増加していると同時に、ネット依存から心身のバランスを壊す人も増加しています。みなさんが、家の方と有意義な時間を過ごし、来年を迎えることを期待しています。
最後に、学校の相談窓口や相談機関を書いたプリントを配布しています。悩み事、心配事がある人は、一人で悩まず相談してください。

学校だより1月号
※終業式は放送で行いました。写真は2学期最終日の学校生活の様子です。

大掃除

長かった2学期も明日の終業式のみとなりました。午後は大掃除を行いました。机を全て廊下に出して、ガラス磨きも含め校舎をきれいにした後、整美委員が放課後残りワックスがけを行いました。床面がピカピカになっていきました。

受診率

今年度は、歯科検診の実施時期が夏休み後になったり、新型コロナウイルスの影響で病院に行くのを躊躇したりで、眼科検診、歯科検診後の受診率が低い状態です。放置すると悪化したり治療が長引いたりするので早めに受診されることをお勧めします。
【歯科検診未受診者】
1年75% 2年85% 3年95%
【眼科検診未受診者】
1年76% 2年69% 3年68%

2学期もあと少し 授業をしっかり締めくくろう

2週間の夏休みに続いて2週間早く始まった2学期もようやく年の瀬を迎えています。3年生は懇談を終え、受験に向けて真剣に勉強です。2年生も、市が主催するキャリア学習「夢プラン」で学び、進路学習が始まり、少しずつ意識が変わりだしているのを感じます。1年生も、初めて経験する長い2学期をよくがんばりました。
〇3年生の英語の授業では、ALTも交えて、クリマスクイズに挑戦です。

生徒会役員選挙

生徒会会長、副会長(男女)、書記(男女)、学級委員長、生活委員長、整美委員長、給食委員長、保体委員長、文化委員長、放送委員長の12名の役員に、16名が立候補しました。選挙演説については、三密を避けるために、事前にビデオ撮影をしておいた内容を各学級で放送しました。今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、生徒会役員も当初計画していたことができず、はがゆい思いをしました。しかし、その中でも工夫して様々な行事を行ってきました。今回の選挙公約では、3年生の思いを引き継ぎ、新型コロナウイルス感染拡大の制限がある中でも、工夫して皆に明るさをとりもどしていきたい内容が多く見られました。

美術作品の張り替え

校舎内には、1年間を通して、コンクールなどで表彰された美術作品を掲示しています。今年は新型コロナウイルスの影響で夏季休業日が短くなったことなどによりコンクールがなくなりました。そこで、美術担当教員が1・2年生の作品からチョイスして掲示をしました。芸術が身近に有る生活はうるおいがあふれます。

道徳の授業研究

本校では県や市の指定を受けて、特別の教科「道徳」の授業研究を進めて3年になります。1年目は授業づくり、2年目は評価研究、そして、3年目にあたる本年度は「自己や他者と対話する」授業の一層の充実をめざし、ローテーション授業を行い学年全体で研究を進めているところです。
昨日、市内中学校2年生が一堂に会して進路学習を行う夢プランが開催され、「コロナ禍で何を考えたか」をテーマにパネルディスカッションがありました。本校生徒が、「学校が再開して仲間の大切さが分かった。と同時に、仲間と話せなかった2ヶ月間は、自分を問い直す時間になった。自分の生き方をいろいろ考えてみた。」と話していました。制限がある状況下、ストレスをためたのも事実ですが、自分を見つめること、他者との対話することの大切さを生徒は実感していると思います。
本日は、対話を通して自己を見つめる授業について、造詣が深い先生に助言をいただき、授業の質を高めるための研修を行いました。
【授業研究】
〇1年生 教材「父の言葉」:黒柳徹子さんがユニセフに関わることになった少女時代の文章を通して、思いやりについて考える。
〇2年生 教材「許せないよね」:インターネットへの匿名の書き込みから行き違いが生じてしまう物語を通して、自分の行動に責任を持つことについて考える。
〇3年生 教材「ぼくの物語 あなたの物語」:黒人作家ジュリアス・レスターのメッセージを通して、偏見のない社会を築くために大切な心について考える。

中学生キャリア形成支援事業「夢プラン」

12月16日(水)、田園交響ホールにおいて、丹波篠山市教育委員会主催で、市内高等学校の学校紹介を生徒が行ったり、中学生と高校生が一緒にパネルディスカッションをしたりして、目標を持って主体的に進路を考える機会とする「夢プラン」が実施されました。
市内3高等学校の生徒代表が、学校紹介プレゼンをしたり、教育課程や進路先の情報を説明してくれました。また、中学生から質問をしました。
続いてパネルデイシュカッションでは、中学生からコロナ禍で学んだことについて仲間の大切さへの気づきなどを発表しました。また、高校生からは「高校に進学して夢を見つけられるか」について、目標を持って高校へ進学したことや授業の中で夢が芽生えたことなど具体的に発表がありました。

最後の生徒代表挨拶では、3校の発表から高校進学に向けて生活を見つめていきたいと感想を述べました。