道徳(震災から)

令和6年は元日から石川県をはじめ北陸地方をおそった地震や津波のニュースが私たちを驚かせました。被害の大きさがわかるにつれて胸が痛みます。被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。また、13年前には東日本大震災があり,復興もまだ途中です。さらに今から29年前の1月17日には阪神・淡路大震災があり、県内でも多くの方が被災され、辛い思いで過ごしてきた日々が思い起こされます。生徒たちはその経験はありませんが、今までも震災の学習を積み上げてきています。今年度も本校ではどの学年、クラスも12日(金)に阪神淡路大震災を題材に道徳の学習を行いました。防災や減災、助け合いやボランティア、生き方など考えることはたくさんあります。学習の最後には伊丹市で行われる追悼の集いに献灯するロウソクに一人一人がメッセージを書きました。思いが届きますように。

3学期スタートです

1月9日(火)、3学期始業式を行いました。校長からは、まず北陸地方の地震に触れ、困難や辛い状況にある人へ思いを寄せながら、当たり前に思う日常を大切に過ごすことを話しました。そして野口英世の「人生で変えられるのは自分と未来だけ」という言葉と、辰年であることから故事成語の「登龍門」の言葉を引用し、3学期は激流のように早く過ぎていくけれども全力で乗り切り、1年間のまとめとすぐ先にある未来(4月)に向けての準備をしていこうと伝えています。

始業式の後は各教室で新春席上揮毫大会を行いました。毛筆で字を書く機会は少ないのですが、正月らしさを感じる行事でもあります。課題は1年生「新たな決意」、2年生「生命の尊重」、3年生「友好の精神」です。どの学年、クラスでも真剣な表情で画仙紙に臨む生徒の姿がありました。市内各中学校の優秀作品は、後日(2/1~)市民センターにて展示予定となっています。

2学期が終わりました

大変寒い日となりましたが、12月22日(金)、2学期の終業式を行いました。まだまだ暑い8月下旬から約4か月間、熱中症や感染症の心配をしながらの日々でしたが、無事に本日を迎えられたことを喜んでいます。保護者の皆様や地域の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。式では校長より二つのことを話しました。一つめは2学期の行事への取り組みを振り返り、人とつながり協力して目標に向かう大切さや楽しさを感じてくれていたらうれしいこと。二つめは孔子の言葉を用いながら、当たり前に思うような小さなことでも一生懸命にとりくめる素晴らしい人が多かったことです。冬休みには一人一人が2学期の自分の頑張りをみとめ、3学期に向けて自分の良さをさらに伸ばしていく決意をしてくれることを期待しています。

12月の学校だよりも掲載しています。

R5学校だより12月

新生徒会役員選挙

 12月19日、新生徒会役員を決める立会演説会と選挙がありました。新役員には16名の2年生が立候補し、先週から朝のあいさつや教室を回ってのPRなど積極的な選挙活動をしていました。今日は体調不良で欠席がありましたが、それぞれが篠山中学校をさらに良くしたいという気持ちが表れた演説をしてくれました(欠席者は決意を代読)。選挙なので全員が当選とはなりませんが、学校を良くしたいという思いを立候補という行動に移したことだけでも立派であり、拍手を送りたいと思います。生徒会は役員だけで活動するわけではありません。生徒全員が会員なので、3年生はあと少しですがより良い学校づくりのために最後まで力を出し、1・2年生は新役員と共に来年度に向けても頑張っていきましょう。

サッカー部、県新人大会準優勝!

12月16日に行われた県新人サッカー大会で、本校サッカー部が準優勝となる活躍をみてせてくれました。準決勝は阪神地区1位の関西学院との対戦で、2対2の同点のままPK戦で勝利。決勝は丹有地区大会で負けていた三田学園との再戦となりました。結果は後半追い上げたものの、1-2での惜敗。それでも全力を尽くして準優勝は立派です。これからも夏の総体に向けてしっかりと練習を積み上げていってくれることを期待しています。

スキー学校説明会

スキー学校説明会

12月15日(金)に1年生のスキー学校説明会が実施されました。実行委員長により、「信頼」Sと「協力」Kで「愛」I(みんなのよいところがわかる)を見つけるスキー(SKI)学校にしたいという強い願いを、堂々と発表してくれました。パフォーマンスもあり、各係の代表の実行委員の生徒も前を向いてしっかり伝えていました。参加する生徒のみんなも、おなじ気持ちで、一人一人が当事者として参加している様子がうかがえました。後片付けもスムーズにでき、行事を通して成長・挑戦する姿が見られました。

夢プラン

 12月15日(金)、中学2年生を対象に市教委主催のキャリア形成支援事業「夢プラン」が田園交響ホールで開催されました。市内中学校の2年生が一堂に会し、市内3高校の学校紹介や高校生活についてのパネルディスカッションを見て、将来を考えるきっかけとなりました。市内には三つの公立高校があり、遠くまで通わなくても幅広い分野を学べる環境が整っているのは大変恵まれています。2年生にとってはまだ先のことに思えるかもしれませんが、一年後には進路希望を固めておかなければなりません。今日は篠中生も司会をしたり質問したりしながら真剣な様子で各校の発表を聞いていました。学校でも進路学習が始まっていますので、自分の将来について2年生の間から考えていってほしいと思います。

生徒会選挙活動開始

選挙活動

朝霧の中、来年度の生徒会選挙活動がスタートし、元気な挨拶で、登校する生徒を迎える生徒会選挙の立候補者の姿がありました。それぞれ、自分たちの学校を、自分たち自身の手でよりよくしていくという当事者意識をもって、公約内容を考え、篠山中学校のリーダーとして活動しています。自分自身が決めて、自分自身で未来を創っていく姿に、ほかの生徒も刺激を受けていると思います。元気でさわやか挨拶がこだまする朝は、気持ちがよいですね。

性教育講演会

12月5日に看護師・保健師である宮本先生を講師にお迎えして、3年生対象の性教育講演会を行いました。「性」は命に関わることであり、大切なことですから正しい知識が必要です。講演では命の誕生から第二次性徴、性の多様性や感染症等、スライドやビデオを使いながらわかりやすくお話しいただきました。思春期でもあり、義務教育をもうすぐ終えていく3年生にとって、性について真剣に考えることができた講演会でした。

 

租税教室

租税教室 租税教室 租税教室

税理士の澤さんをお招きして、中学校3年生を対象に「租税教室」を実施しました。「税率」や「税のない世界」の話や、「私たちの生活を支える様々な税金」について、興味深い話を聞かせてもらいました。道路や消防、警察、教育、福祉、環境衛生など多くの分野で私たちが納める税金が使われていることも学びました。税の原則は「公平」でなければならないこと、また税は私たちの生活に必要な大切なものであることが理解できました。お金(税)に対して、中学生も税を納める立場になるので、より関心をもって過ごしていきます。