アイチェック

個人懇談が始まり、アイチェック(丹波篠山市生活状況調査)の個人票をお返ししているところです。学校全体の傾向を「学校評価・学力調査」のタブ(https://sasayama-jh.sasayama.jp/hyouka/)に掲載していますので参考にご覧ください。以下に要約を掲載しておきます。
〇全学年共通して、自分の気持ちを分かってもらえるなどの「家族・友だち・先生の支え」、あいさつなどの「規範意識」、地域行事に参加するなど「社会参画」、クラスの団結などの「学級の絆」、いじめのさそいを受けないなどの「いじめのサイン」、友だちの言動に傷ついたことがないなどの「対人ストレス」の肯定的回答率が高い傾向にあります。
〇2・3年生では、予習や復習をするなどの「学習習慣」、テストで間違えたところをやり直すなどの「学習意欲」など、家庭生活を含めた学習習慣に課題が見られます。
〇授業で討論する。話し合う授業は楽しいなどの「対話・話し合い」は肯定的な回答が高く、主体的・対話的で深い学びの授業に前向きに取り組んでいます。
〇睡眠時間は確保されている傾向があります。ただし、ゲーム、メール・SNSの使用時間が2・3年生で長いために、平日、休日ともに学習時間が短くなる傾向が見られます。このことは、学習内容の未定着にとどまらずネット上の犯罪にまきこまれたり、ゲーム依存症になったりする弊害も生じます。ネットの使用時間だけでなく、使用目的も合わせて家庭でルールをつくってください。
〇2・3年生で全く家庭学習をしない生徒の割合が高く、テストのやり直しや予習・復習の実施状況も全国より低いことから、家庭学習を量的・質的に改善していく必要があります。現在取り組んでいる自主学習だけではなく、具体的な課題の出題・改善を進めていきます。