2学期終業式 学校だより1月号

今年も年の瀬を迎え、みなさんのがんばりと保護者・地域の皆様の協力により、終業式をむかえることができました。
冬によく見られる雁は、V字型の編隊を組んで飛んでいきます。一羽で飛ぶよりも7割も遠くまで飛べるからだそうです。前の雁の羽ばたきで、上昇気流ができ、後続の雁は楽に飛ぶことができます。先頭の雁が疲れると、最後尾に回り、別の雁と交代します。
もし、仲間の一羽が病気やケガで脱落すると二羽の雁が助けるために、地上に降りてきます。仲間同士、助け合うことで、大きな力を作り出し、決して仲間を見捨てません。
二学期は、体育祭、文化祭という大きな行事がありました。1、2年生は新人体育大会、吹奏楽部は、演奏会での発表、生徒会は人権ミライエプロジェクトなどのボランティア活動もありました。
その中で、何となく群れているグループから、一人一人が個性を発揮するチームへと変身できました。今学期は、他校の先生を招き、4回の授業研究会を行いました。対話的な活動に積極的に参加する姿はすばらしいと思います。

終業式
さて、この冬休みは、時間のもつ意味を考えて欲しいと思います。SNSを利用して犯罪被害にあう子どもが増加していると同時に、ネット依存から心身のバランスを壊す人も増加しています。
「普通の人々は時間をつぶすことに心を用い、才能ある人間は時を利用することに心を用いる。」という言葉があります。みなさんが、家の方と有意義な時間を過ごし、来年を迎えることを期待し終業式のあいさつとします。

終業式
最後に、「充実した冬休みを過ごすために」というプリントを配付しています。その最後に学校の相談窓口や相談機関をあげています。悩み事心配事がある人は、一人で悩まず相談してください。

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