今年も年の瀬を迎え、生徒のがんばりと保護者の皆様の協力により、無事、終業式をむかえることができました。令和2年は、新型コロナウイルスにより、多くの行動が制限され、精神的にも肉体的にも辛い日々を過ごした一年でした。しかし、同時に、他者と協力し、新しいものをつくっていくことの大切さや、達成したときの喜びを感じられる1年でもあったと思います。
二学期は、学校行事において、仲間の絆を存分に発揮しました。総合体育大会や演奏会は代替行事となりましたが、仲間と支え合い、ひたむきにプレーする中で、人間として著しく成長しました。また、新人大会では、市大会・丹有大会、そして県大会で表彰され、すばらしい成果を残しました。体育祭、仲間と過ごす一瞬一瞬を大切にする思い強さを感じました。全ての種目練習を一発で完成させ、篠中生の心意気を示しました。文化祭、短い時間の中で合唱とダンスをつくりあげ、見ている人に感動を与えました。3年生は、ユニバーサルスタジオジャパンでの修学旅行、仲間と思う存分の笑顔で過ごしました。2年生も、短縮された中でしたが社会体験の中で世の中にふれることができたと思います。1年生は、初めての校外活動わくわくオーケストラで、規律ある集団行動をとりことができました。どの行事でも、今の環境に不平不満を言わず、ベストな答えを求めて工夫しました。そして、感謝の言葉を忘れませんでした。
さて、この冬休みは、時間のもつ意味を考えて欲しいと思います。「普通の人々は時間をつぶすことに心を用い、才能ある人間は時を利用することに心を用いる。」という言葉があります。SNSを利用して犯罪被害にあう子どもが増加していると同時に、ネット依存から心身のバランスを壊す人も増加しています。みなさんが、家の方と有意義な時間を過ごし、来年を迎えることを期待しています。
最後に、学校の相談窓口や相談機関を書いたプリントを配布しています。悩み事、心配事がある人は、一人で悩まず相談してください。
学校だより1月号
※終業式は放送で行いました。写真は2学期最終日の学校生活の様子です。