四つの力委員会

生徒会と学校運営協議会が学校づくりについて協議する四つの力委員会を10月26日に開催しました。

1 目的・内容「コロナ禍での災害避難」
台風やゲリラ豪雨等により避難所への勧告が出されるケースが増えていることを踏まえ、コロナ禍における災害避難について検討し、学校の安全安心や地域での防災につなげることを目的に、4班体制で、司会と発表は生徒会役員が担当し、KJ法(ポストイットを使って同じ意見をまとめる方法)によるグループ協議を行い、避難時のポイントを作成しました。

2 協議結果等
避難場所の事前確認、家族やお年寄りの安全確認、非常持ち出し袋の用意、情報の把握、ペットにエサを与えて避難等の班意見を発表しました。コロナ対策として、感染防止のため共有物を使わない、感染対策も重要だが命を守る行動を優先する、避難所では助け合いが重要等の意見が出されました。

3 震災・学校支援チームEARTH員による助言
・地域と中学生との協議で、震災は今まであったが豪雨災害につては貴重な機会となった。
・防災グッズは日頃から準備しておく。すぐ取り出せるように玄関や車の中に置く。
・日頃から避難経路を確認しておく。
・情報をつかみ避難するタイミングを的確にする。(ネット情報「キキクル」)
・日頃から地域でのつながりや声かけが重要。
・避難所の中では助け合いが重要。支援してもらう側から自分たちでよくしようとすることが重要。避難所で中学生が生活をよくしてこうと、ルールを考えたり、食事の校内放送や運動レクをしたりした事例の紹介がありました。

(発表内容)
・危ないところを避け、高いところで頑丈な建物へ避難する(事前に確認しておく)
・家族や近所の方、お年寄りの方の安全を確認し、一緒に避難する。(普段からコミュニケーションをとる)
 ・普段から非常持ち出し袋を用意しておく。特に、水、マスク、消毒等は必ず。
 ・テレビ、ラジオなどで情報をキャッチし、被害が大きくならないうちに避難する。
 ・ペットに多めのエサを与えてから避難する。

 ・日頃の取組:誰の指示を聞けばよいか確認(消防団等)。防災グッズを準備。消毒持ち歩く。
 ・避難時の取組:危険な場所に近づかない。田畑など確認にもいかない。
 ・避難後の取組:自分が持ってきたものを使う。(共有するものは使わない)

 ・持ち物:情報機器、水・食料、マスク、消毒液、ライト、底の厚い靴
 ・避難前:避難のタイミング、安全な経路確認、誰とどんな方法で避難(要介護者)、可能であれば他の人の分も食料・水持参(助け合い)
 ・避難後:感染者が増加しないように手洗い、うがい(水を大切に)

 ・事前に避難経路を確認しておく。
 ・情報機器を有効に活用する
 ・近所の人たちとつながりを大切にしておく。
 ・非常用持ち出し袋を用意しておく。