学校運営協議会の方に学校関係者評価をしていただきました。本年度の重点的な取組の概要は以下の通りです。なお、学校関係者評価や学校評価の根拠になった資料等はホームページで公開しています。
https://sasayama-jh.sasayama.jp/hyouka/
◎学習指導
授業スタンダード(予習・目標理解・個人思考・集団思考・振り返り)について、対話による集団思考を生徒は肯定的にとらえ定着しているが、次の学習につながる振り返りや、予習をはじめとする家庭学習のあり方について、改善を進めることが必要である。
授業のユニバーサルデザイン化について、職員会議ごとにミニ研修を行い、視覚支援、人的支援等の授業のユニバーサル化が進んだ。また、ICTを日常的に活用し、主体的な学び、協働的な学びを高めることができた。
◎生徒指導
いじめアンケート、QUテスト、学年担任制による教育相談等により、多面的指導・支援を進め、いじめ解消率100%、不登校生徒の別室登校など状況改善が進んだ。警察、福祉、医療と連携して生徒指導を進めるとともに、ケース会議を行い、実践事例を他の生徒の指導にいかせた。情報機器について市内生徒会交流会で検討することができた。
◎地域とともにある学校づくり
毎日のホームページ更新や毎月の学校便りの発行など、生徒にかかる学校の情報を、適宜発信することができた。学校運営協議会と生徒会が学校づくりについて協議する四つの力委員会を実施し、あいさつ、交通安全、災害避難について検討することができた。ICTを中心に外部人材を活用した教育活動を進めることができた。
◎業務改善
ICTを活用した業務改善について、外部講師による個別の教職員研修や、ICT活用による出欠管理、生徒掲示板による連絡を進めることができた。
部活動の朝練習の廃止により教員、生徒とも朝の時間帯にゆとりもつことができた。定時退勤日については、生徒指導の緊急対応のため退勤できない場合があった。教職員がタイムマネジメント意識をもってさらに業務改善を進めることが必要である。