第72回入学式

晴天の春らしい天気の中、はつらつと126名の新入生が入学してきました。
(式辞より抜粋)
126名の新入生の皆さん。入学おめでとうございます。元気でしっかりとした声を聞き、中学生としての自覚と決意を感じることができました。
中学校は、仲間と学び合う中で、自分探しを行い、自分の良さをどんどんふやし、将来の夢の実現に向けて大人になる場です。今年は学習指導要領の全面実施の年、十年ごとに教育内容が変更される年です。これは、ユーチューバーやプロゲーマーなどインターネットを介した新しい職業が生まれたように、これから科学技術や社会の変化により、どんどん新しい職業が生まれていく未来社会に対応するための学び方が盛り込まれています。未来の学び方は、正解を早く見つけるジグソーパズルから、無数の解よりよりベストな解を創るブロックパズルに変化していきます。そうした学びを通してみなさん一人一人が「やってみたらおもしろかった」「できなかったけどできるようになりたい」など、みなさんが主役となり、可能性を高める教育が始まります。そこで中学校で大切にしてほしいことを三つ言います。
まず、「さきよみする感性」です。自分から考え行動することです。今日は自分で起きてきたでしょうか。時間を守ること、身の回りを美しくすること、挨拶すること、そして自分や仲間の命を守ることを大切にしてください。また、勉強ができるようになりたいと誰もが願います。一方で、中学校は内容が難しくなると不安に思う人もいると思います。勉強が得意になるために、本校は予習を大切にしています。次の授業で何ができるようになってほしいかを先生方が伝えます。「今日はこれができるようになろう」と思って学校へ来て下さい。分からないことがあってもいいのです。授業の中で仲間や先生と学び、分からないことを解決すればいいのです。
二つ目は、「ささえあう力」です。これからの社会は、予想もしない課題を世界の人たちと話し合い、知恵を集めて課題を解決することが必要となっています。その基礎として、本校はどの教科も、自分で解決する方法を考え、解決する方法を伝える授業を行います。そのことによって、新しい知恵がどんどん生まれます。学級、部活動で、大いに話し合い、学びを深めてほしいと思います。
三つ目は、「やりぬく力・まとめる力」です。人間に完璧な人などいません。誰しも失敗をします。しかし、人間の成長は、失敗した時に、そのままにすると止まってしまいます。失敗の原因を見つけ、改めることこそが皆さんを大きく成長させます。また、中学校は大人になる準備をするところです。だからこそ、社会で守られるルール・マナーは中学生になったみなさんは守り、自分の頭と心と体を自分で管理できる人になって下さい。
以上、「さきよみする感性、ささえあう力、やりぬく力・まとめる力」の頭文字をとって「篠山力」を身に着けてください。
※1年生は写真掲載承諾書をいただく前ですので、マスクつきで個人が特定されない写真を解像度を落として掲載しています。

組織づくり & 1年生事前登校

2・3年生は、1年間のスタートの組織作りです。学級役員を決めたり、学級目標を決めたりしました。学級目標は付箋を使ってグループ協議をするなど工夫して取り組みました。新しいクラスでの話し合い。楽しそうです。午後は入学式の会場づくり。心を込めて飾り付けをしました。

1年生の事前登校日です。明日の入学式に向けての練習と、新しい教科書の配布を行いました。緊張感の中にも中学生になる決意が感じられました。(個人情報に配慮して1年生は後ろからとっています)

学校だより4月号

2つの篠山を大切にして教育を進めていきます。
令和3年度学校だより4月号
☆指導の重点
(1)わやかな学舎:安全安心な環境づくり
(2)さえあう仲間:将来や社会の糸口をつかむ仲間づくり
(3)くどうする授業:主体的・対話的で深く学ぶ授業づくり
(4)ごころあふれる集団:生徒と大人が真摯に向き合う集団づくりを大切にします。
☆授業スタンダード
(1)ハッキリ!予習で目標・見通し(きよみする感性)
(2)シッカリ!書いて基礎・基本
(3)ミッチリ!意見交流で思考・対話(さえあう力)
(4)バッチリ!振り返り実践(りきる力・とめる力)

 

令和3年度のスタートです。ー始業式ー

ふるさと”丹波篠山”に吹く風が暖かな春をもたらし、新学期がスタートしました。大人になってもどんな集団に所属するかは選択できないことが多いですが、どんな集団を創るかは選択できます。一人一人、引き締まった表情で、新年度の決意が感じられる始業式となりました。

(始業式の話)
1 ブロックパズルの学びへ(新学習指導要領全面実施)
今年はいよいよ学習指導要領の全面実施の年、10年ごとに教育内容が変更される年です。これには、例えばユーチューバーやプロゲーマーなどインターネットを介した新しい職業が生まれたように、未来社会では様々な仕事が生まれてきます。そうした社会では、正解を早く見つけるジグソーパズルから、無数の解よりベストな解を創るブロックパズルのような学力が求められます。そしてブロックパズルには無数の答えがあり、一人一人が「自分の良さや可能性を認識する」ことができる教育が始まります。
そのために、授業スタンダードを大切にします。
①ハッキリ!予習で目標・見通しをつかみ、シッカリ!書いて基礎・基本に挑戦します。
②ミッチリ!意見交流で思考・対話します。
③バッチリ!振り返り実践します。
2 学びの裾野を広げ、誇り・志を高くもつ
高い山は裾野が広い。高い誇り・志は、広い体験などの裾野によってなりたつ。今年度、授業や教育活動を工夫し、また、ICTの活用により、学びや経験の裾野を広げていくので、その頂にある誇り・志を高くしてください。するようにしていきたいと思います。

〇クラス発表、ドキドキの瞬間です。

〇着任式:11名の先生が着任しました。
〇始業式・全校集会:頭がしっかりあがり、新たな決意が感じられる始業式、全校集会でした。

〇学級開き:個性豊かな自己紹介 新しい教科書に名前を記入

令和2年度修了式

(2年生作文)
正直学校への思いは2年生が始まった日とかわりませんでした。でも、コロナ禍で制限が多い中でも負けずに自分たちで行事等をもりあげて楽しんでいるクラスのみんなを見ていると自分も明るい気持ちになりました。体調を壊して早退するとき、普段話すことがない人が「大丈夫」「気をつけて帰ってね」と声をかけてもらったときはすごくありがたかったし嬉しかったです。
(1年生作文)
最初みんなと会った時は、全然みんな知らなくて心配がいっぱいあったけど、今は全然そんなことがなくて楽しいクラスだなと思います。みんなおもしろくて相談にも乗ってくれるし、コロナウイルスで顔が見えない中、とてもパワフルなクラスだったと思います。

この作文のように、新型コロナウイルスにより、多くの試練があった一年間でした。しかし、命や健康、仲間や家族の絆などの大切さに気づき、支え合って乗り越えた一年間でもありました。今ある環境に不平不満をいったらきりがありません。工夫をしてベストな取り組みが学習に運動にできたと思います。「よくがんばった」と伝えたいと思います。また、篠山中学校「「NO MORE いじめ宣言」をみんなの意見でつくりました。大切にしてほしいと思います。こうした取り組みを見て、篠山中学校の生徒には「失敗を恐れず挑戦する勇気と団結力」があります。ぜひ、続けてほしいですし、後輩にも伝統として受け継いでほしいと思います。
次に、この1年間、今までの大人が体験しなかった出来事を体験し、体も心も成長したと思います。成長には目に見える成長と目に見えない成長があります。目に見える成長は、身長が伸びた、表彰された、体育祭や文化祭で活躍したなど、行為の成長です。目に見えない成長は、素直になった、我慢できるようになった、優しくできるようになったなど、心の成長です。心の成長は目に目ない成長ですが、この目に見えない成長が土台になって、やがて見える行為の成長につながっていきます。この一年を正面から振り返り、見えないことも見えることも含めて成長したことは何か、改善すべきことは何か明らかにしてください。
最後に、悩み事がある日とは一人で悩んでいないで、先生・家族あるいは相談機関に相談してください。一緒に解決策を考えたいと思います。
※修了式は学年毎に行いました

授業・給食最終日

〇コロナウイルス対策で、感染予防をしながら工夫して進めてきた授業や給食も最終日です。明日は修了式と学活のみになります。手洗い、検温、マスク着用などにより、年間を通して欠席者は大変少なく、また、インフルエンザの感染も全くありませんでした。
〇校外生徒会を行いました。今日は小学校の卒業式ですが、4月の事前登校日に在校生が入学生を学校へ連れてきます。その打ち合わせを行いました。

仲間づくり

あと3日で平成2年度授業日も終わりとなります。休業日以降、夏休みの短縮や学校行事の短縮で授業時数は確保され授業の方は遅れを取り戻し、年度内で当該学年の学習は修了できます。一方で、仲間づくりを行ってきた行事が短縮又は中止となっています。特に1年生は楽しみにしていたスキー学校が代替行事に置きかわります。年度最後の学活では、こうした仲間づくりの観点からドッチボール大会を行い、クラスで声を掛け合って盛り上がっていました。

〇2年生の学活では、一年間を振り返って相互評価を行い、よかったところをよせがきにまとめていました。

年度末授業いろいろ 校内展示

〇3学期の美術作品が廊下に展示されています。1年生は「自分の成長を手を通して見つめる」をテーマに手を粘土で制作。2年生は「自然物」をテーマに手鏡の裏面に木彫を行っています。
〇また、ALTが英語の興味を高めようと、12星座の占いについて英語で紹介したボードを制作しています。

〇授業もあと3日です。2年理科、煮干しの解剖とスケッチ、2年英語、篠山と修学旅行で行く予定の金沢の紹介です。

年度末授業いろいろ タブレットで思考

タブレットPCが一人一台貸与され、来年度から本格的に使用していくことになりますが、一部教科で使用の練習をかねて授業に導入しています。1年生の社会では、4人のグループで平氏滅亡の原因を調べ、最後にタブレット上で意見交流を行う、ネット上のグループワークを行いました。

年度末授業いろいろ 表現する

2年生国語で学級弁論大会を行っています。内容は「新型コロナウイルス」に関することが多くをしめています。やはり、大人の誰もが中学校時代に経験したことがない出来事で、この経験から全く違った発想になったことと思います。表現については、大きな声でしっかり主張することができていました。同じようにペアで発表するスピーチでもリアルに表現ができていました。