休業日の指示内容について

明日以降5月6日まで登校日は中止としました。再度長い休校に入りますので、生徒には2つの指示をしています。一点目は、心のケアです。不審電話、不審者対応を含めた学校から生徒へのアクセスについて指示をしています。二点目は、今回の学習課題は、学校再開時に円滑にスタートが切れるよう、教科の特性にあわせて予習課題や、次の学習の下地となる反復練習を出題しています。休業中の生活については、不要不急の外出をさけてください。

※登校日には、校舎全体を消毒して、次の登校日に備えています。今日は5月6日に向けて環境整備をしました。

明日以降の登校日について

明日、4月16日(木)の登校日については、臨時休業中の学習指示と提出物の回収・配布、下校となります。最終下校時間は10時です。校外生徒会の地図を提出してください。

また、兵庫県・篠山市の感染防止対策を受け、当初予定をしていました4月20日(月)以降の登校日は中止とします。5月6日まで登校日は設定しません。(丹波篠山市教育委員会通知文)

臨時休業日中の登校日

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月9日(木)から5月6日(水)までを臨時休業としていますが、生徒の心のケアを行うとともに、学習を支援するため、下記の通り登校日を設定します。ご理解・ご協力をお願いいたします。
〇4月13日(月)以降の登校日(月曜日と木曜日)
4月16日(木)、4月20日(月)、4月23日(木)
4月27日(月) 4月30日(木)
〇通常登校(午前3時間)、給食なし、最終下校12:00、部活動は実施しません。
〇学活、学習支援、確認問題等を、体育館・ランチルーム等の広い教室の使用や、クラスをハーフサイズに分けるなど、密集状態をさけて実施します。

(注1)4月20日(月)の週以降の登校日については、4月13日(月)の丹波篠山市対策本部会議で決定します。登校日が継続できる場合の対応、登校日が継続できない場合の家庭連絡について、13日に2種類のプリントを配付しています。
(注2)登校前の健康観察と予防措置にご協力願います。体調が悪かったり微熱があったりする場合は、登校を控えてください。
また、体調に関わらず出席を見合わせることは、ご家庭の判断を尊重します。前述のような新型コロナウイルス対応に関する欠席は出席停止となりますのでご連絡ください。

 

家庭訪問の中止について

 兵庫県において、コロナウイルス感染が急増している状況を鑑み、本年度の家庭訪問を中止とします。特に、相談を希望される方は、担任にご連絡ください。
2・3年生については希望調査をしているところですが、感染拡大への対応のため、中止しますのででご理解いただきますようお願いします。

第71回入学式

換気を十分に行い、座席間隔を広くとって、マスク着用のもと第71回入学式を行いました。写真は個人情報保護のため解像度を落として掲載しています。

入学式1
【入学式式辞】
ふるさと丹波篠山に吹く風が暖かな春をもたらし、すべての生命が一斉に息をふきだしました。令和二年は、人類が英知を結集しても、いまだにその本当の姿を解明できない新型コロナウイルスが感染拡大し、私たちからあたりまえをうばっていきました。学校が制限され、命や健康が脅かされました。改めて、命・友だち・家族の大切さを感じながら迎えた春。第七十一回丹波篠山市立篠山中学校入学式を保護者の皆様の協力により挙行することができますことに厚くお礼申しあげます。
百二十名の新入生の皆さん。入学おめでとうございます。そして、保護者の皆様、お子様の入学、まことにおめでとうございます。私たち教職員、在校生一同、新入生の皆さんの入学を心より歓迎いたします。新入生の皆さん、先ほどは元気でしっかりとした声を聞き、中学生としての自覚と決意を感じることができました。篠山中学校は、仲間と支え合い、学習に運動に躍動して学ぶ活気ある学校です。今日の入学式も立派な態度でがんばっていますが、この前向きな心を磨いて欲しいと思います。
この場で皆さんに中学校生活、最初の質問しますので頭の中で答えてください。「自分のよいところを三つ答えてください。」まとまりましたか。答えにくくても、気がついていないだけで、誰でも必ずよいところはたくさん持っています。中学校は何をするところか理解してほしくてこの質問をしました。中学校は、仲間と学び合う中で、自分探しを行い、自分の良さをどんどんふやし、将来の夢の実現に向けて大人になる場です。
海外で最も人気の日本のアニメはONE PIECEだそうです。主人公は万能ではない。時には正解と言えない行動をする。しかし、危機に対しても、不可能と思えることに対しても、個性溢れる仲間と知恵を絞り出し、新しい価値観を創る。こうした人物像が世界から共感を呼んでいるのかもしれません。入学式2

篠山中学生は、郷土の伝統の中から生み出された「失敗を恐れず挑戦する勇気」をもっています。このことを大切にしながら、「さきよみする感性、ささえあう力、やりぬく力・まとめる力」の頭文字をとって「篠山力」を身に着けてください。
まず、「さきよみする感性」です。自分から考え行動することです。今日は自分で起きてきたでしょうか。時間を守ること、身の回りを美しくすること、挨拶すること、そして自分や仲間の命を守ることを大切にしてください。
また、勉強ができるようになりたいと誰もが願います。一方で、中学校は内容が難しくなると不安に思う人もいると思います。勉強が得意になるために、本校は予習を大切にしています。次の授業で何ができるようになってほしいかを先生方が伝えます。「今日はこれができるようになろう」と思って学校へ来て下さい。分からないことがあってもいいのです。授業の中で仲間や先生と学び、分からないことを解決すればいいのです。

入学式3
二つ目は、「ささえあう力」です。これからの社会は、予想もしない課題を世界の人たちと話し合い、知恵を集めて課題を解決することが必要となっています。その基礎として、本校はどの教科も、自分で解決する方法を考え、解決する方法を伝える授業を行います。そのことによって、新しい知恵がどんどん生まれます。学級、部活動で、大いに話し合い、学びを深めてほしいと思います。

入学式2

三つ目は、「やりぬく力・まとめる力」です。人間に完璧な人などいません。誰しも失敗をします。しかし、人間の成長は、失敗した時に、そのままにすると止まってしまいます。失敗の原因を見つけ、改めることこそが皆さんを大きく成長させます。これは学習だけではなく、生活でも言えることです。ヒヤリとしたことハッとしたことをすぐに見直し、自分の頭と心と体を自分で管理できる人になって下さい。

次に、保護者の皆さんにお話しします。新型コロナウイルス緊急事態宣言が出され、兵庫県が緊急事態措置の実施区域となったことを踏まえ、明日から五月六日まで休業期間とします。おそらく子どもたちは、私たち大人の誰もが経験したことにない出来事に不安を感じていると思います。本校では、学級を2分割し、2教室で十分な換気を行うなど対策を施した上で、週2回の登校日を設け、学習支援を行います。また、本校は「未来に向けて学びを創る学校 生徒・教師の対話がこだまする学校」をめざしています。生徒自ら話し合って生活や学習を創るとともに、生徒と大人が一緒に将来について話し合えたらと思っています。保護者の皆さん、心配や疑問が生じたときは遠慮なく学校に相談して下さい。私たち教職員は「教育は今日行く」、つまりその日の内に反応したいと思います。一緒に力の合わせて学びの場を創っていけるようよろしくお願いします。

結びに、新入生の皆さん。今日から、中学校生活がスタートします。先輩の築いてきたよき伝統を受け継ぎ、さらなる輝く功績が築けるようがんばってください。子どもから大人へと向かう思春期は、いろんな悩みや上手くいかないことも起こります。篠山中学校の教
職員は厳しいけれど、温かく優しく教えます。そして、一人一人が安心して活躍できる居場所ができるように、まごころをもって一緒に解決策を考えます。この瞬間からみなさんの夢と可能性を全力でサポートすることをお約束し、式辞とします。

新型コロナウイルス緊急事態措置に関連した休業及び対応について

国において新型コロナウイルス緊急事態宣言が出され、兵庫県が緊急事態措置の実施区域となったことを踏まえ、丹波篠山市教育委員会から令和2年4月9日(木)~令和2年5月6日(水)を休業期間とする旨の通知がありました。(丹波篠山市教育委員会通知文)
つきましては、下記の対応を行いますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。

1 休業期間
  令和2年4月9日(木)~令和2年5月6日(水)ただし、1年生は令和2年4月9日(木)の入学式は登校日

2 学習及び登校日について
(1) 週2回の登校日を設け、学習支援を行います
学級を2分割し、2教室で換気を十分行います。
登校時はマスクを着用してください。
(2)次回登校日は令和2年4月13日(月)8:20~11:35
次の登校日までの課題を出題します。
また、今後の予定はその際配布します。

3 生活について
不要不急の外出をひかえてください
「長期休業中の生活について」を参考にしてください。
部活動は実施しません。

4 その他
家庭訪問、PTA行事は変更をしますので、次回登校日や連絡網サービスによる連絡でお知らせします。

※学校だよりに変更が生じましたので訂正板を掲載します。
学校だより4月訂正

令和元年度第1学期始業式

丹波篠山市は、感染未確認地域であることから、換気を2方向からする、人の間隔を開ける、マスクを着用するなど、密閉空間(むんむん)、密集空間(ぎゅうぎゅう)、密接場面(がやがや)の3つの「密」を避けて、始業式及び学級開きを行いました。

始業式式辞概要
人類が英知を結集しても、いまだにその本当の姿を解明できない新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちから“あたりまえ”をうばっていきました。学校、部活が制限され、命や健康が脅かされています。命を大切にして生き抜くことや、未知なる物事に最もふさわしい答を生み出すことがますます大切になってきています。みなさんの一番大切にしなくてはいけない命と健康、そして学校生活でその年齢に身につけべき基礎学力と人間関係を構築する力、このバランスをとりながら今年の教育活動を進めていきます。
さて、海外で最も人気の日本のアニメはONE PIECEだそうです。主人公は万能ではない。時には正解と言えない行動をする。しかし、個性溢れる仲間と危機に対して知恵を絞り出し、新しい価値観を創る。こうした人物像が世界の人に共感を呼んでいるのかもしれません。このように、これからの学びは、ジグソーパズルからブロックパズルへと変化すると言われます。ジグソーパズルは、答えはただ一つで、正しいピースを速く見つけられる力が最優先されます。一方、ブロックパズルは、無数の答えがあり、目指すべき形を自分で考える力が必要になります。
篠山中学生は、郷土の伝統の中から生み出された「失敗を恐れず挑戦する勇気」をもっています。このことを基盤として、生徒同士が最善の答えを探し続ける対話、教師が授業・教育相談で生徒を支援する対話がこだまする学校にし、みなさんが、これからの社会の糸口をつかめるようにしたいと思います。


教育活動では「さわやかな環境、ささえあう仲間、やくどうする授業、まごころあふれる集団」を合い言葉にします。まず、さわやかな学舎です。時間厳守、避難行動など「きびきびした生活」、環境美化など「すがすがしい学舎」、場に応じた挨拶など「さわやかな仲間」など、安全安心な環境づくりを行います。
コロナウイルスの影響で、1学期には様々な行事が延期となります。健康に留意しながら知恵をあわせてのりこえてください。


次に、ささえあう仲間です。学校は大人への準備をするところです。そのため、話し合い合意形成・協力して課題解決や人間関係形成をしていく必要があります。いじめをはじめとする学校生活の課題について考え、将来や社会の糸口をつかむ仲間づくりを進めます。そのために、道徳の授業や教育相談を学年の先生みんなで行い、先生と生徒の対話をふやします。


次に、やくどうする授業です。授業の流れのキーワードは学びの「ささやま」です。①さきよみする感性、つまり、ハッキリ!予習で目標・見通しをつかみ、シッカリ!書いて基礎・基本に挑戦します。②ささえあう力、つまり、ミッチリ!意見交流で思考・対話します。③やりぬく力・まとめる力、つまり、バッチリ!振り返り実践します。


最後に、まごころあふれる集団です。主人公である生徒、保護者、地域の方々、教職員の四つの力をあわせ、夢を育む講演、やりがいのあるボランティア活動、やすらぎを感じる安全点検などの教育活動を進めます。また、先生方に可能な限り生徒と対話をしてくださいと言っています。悩み事は早くSOSを出してください。


結びに、新型コロナウイルス感染拡大のため、緊急事態宣言が出て、休校がさらにのびるかもしれません。先生も、お家の方も誰も経験したことのないつらさを感じているかもしれません。心配なことがあればどうか困ってるよと先生に相談してください。学級担任、教科担任の先生だけでなく、全員で協力して、できる限りのサポートをします。一緒にがんばりましょう。

4月行事予定

コロナウィルス対策のため、今後変更するかもしれませんが、4月の予定をお知らせします。

7日(火) 対面式、始業式
8日(水) 新入生事前登校
2・3年生給食開始
9日(木) 第71回入学式
10日(金) PTA学級役員選出
13日(月) 1年交通安全教室・給食開始
身体測定
15日(水) 避難訓練
16日(木) 家庭訪問(4/16・17・21・22)
※家庭訪問期間中の午後は実力テスト予定
17日(金) PTA委員総会
24日(金) 3年内科検診
25日(土) 参観日 PTA総会
27日(月) 振替休業日

令和元年度修了式

『踏まるとも 根強く生きる道草の やがて花咲く春も来るらん』
これは、卒業証書授与式の冒頭に話したことです。令和のスタートは、コロナウイルスという世界的な危機が訪れました。3年生の卒業証書授与式は、規模や時間を制限した中で行いま
した。1・2年生も、昨日まであたりまえにしていた学校がなくなり、部活がなくなり、先行きの見えない中で不安を感じていることと思います。しかし、いつか来る春に向けてしっかりと根をはってほしいと思います。それは、命の大切さを感じ、
当たり前と思っていた家族や友達に対する感謝の気持ちをもつなど体と心の土台を作ることでもあるし、限られた環境の中で、工夫して基礎基本の勉強や運動に取り組み、自分磨きをすることでもあると思います。

さて、修了式を迎えましたが、修了のしゅうは、にんべんに縦を一本引く「ものごとをおさめる」という意味になります。篠山中学校の生徒には「失敗を恐れず挑戦する勇気」「集団を鼓舞する団結力」これは、篠山の歴史と伝統の中から生まれた篠山中学生がもつ宝物だと思います。新人体育大会などの部活動だけでなく、短歌・俳句など文化的な活動でも市大会をはじめ丹有、県、全国で篠山中学校ここにありという結果を残しました。体育祭では、力強い演技を行いました。文化祭では、心の底から声を出した合唱は、非常にレベルの高いものでした。変化が大きい社会にあって、「挑戦」「協力」は大人になった時、必要な力です。ぜひ、続けてほしいですし、後輩にも伝統として受け継いでほしいと思います。

次に篠山中学校は、未来に向けて学びを創る学校をめざしています。そのために、生徒同士の対話、先生と生徒の対話が大切だと考えています。学習では、予習で見通しをもち、対話で思考を深める授業を行いました。この1年間、みなさんは対話が大変上手くなり、考えも深まってきています。一方で、予習のやり方やゲーム、ネットで時間を取られ家庭学習や生活が上手くできていない人もいますので、次年度に向けて改善してください。
間もなく、2年生は最高学年の3年生に、1年生は中心学年の2年生へ進級します。新3年生におくる漢字は「拓」です。1年後どういった進路をめざしているのか。自分の進路を自分で切り開くための努力はしっかりとしてください。また、この中学校にどんな歴史を作っていきたいのか考えて日々の生活を送るようにしてください。1年生に送る漢字は「挑」です。いよいよ後輩ができます。後輩にとって良いお手本となってください。トライやるウィークをはじめ、自分の力を試すことができる時期は、2年生の時だと思います。いろんなことに挑戦してほしいと思います。

さて、フランスのノーベル賞作家アンドレ・ジイドは、「平凡なことを毎日、平凡な気持ちで実行することが非凡である」と言いました。例えば、1年間休まなかった皆勤賞の人もたくさんいると思います。平凡だけど、当たり前のことをしっかりとすることの積み重ねが将来、大きな仕事を成し遂げる土台になるのです。
これは壁に当たったときも同じです。立ちはだかる山の頂を見てその大きさに圧倒され落胆するのではなく、足元を見ながら一歩一歩進んで行くことが、いつの間にか頂上にたどり着く道筋なのです。悩んだりスランプに陥ったりしたときには遠い先を見るのではなく、目の前の小さな仕事を、何も考えずに一つずつ着実に片付けていくことを心掛けてください。道は必ず開けます。

この一年を正面から振り返り、成長したことは何か、改善すべきことは何か明らかにしてください。また、今までの学習で不確実な内容を確実に身につけて欲しいと思います。春休みの宿題は、単に書いて出せばよいのではなく、頭の中にしっかりいれるまで繰り返してください。頭と心と体をリフレッシュして、パワーアップして、4月に登校してくれることを期待しています。

※丹波篠山市からの通知
新型コロナウイルスの 感染 拡大防止にかかる今後の対応について(お知らせ)