9月2日(火)始業式後、伝え合い思考を深める授業や、思いを表現する体育祭・文化祭等の学校行事を2学期に充実するため、NHK連続テレビ小説「マッサン」「あさが来た」「わろてんか」など多数出演されている「丹波篠山ふるさと大使 俳優 南条好輝さん」に講演いただきました。
講演から抜粋
〇自分が決めた目標を実現していくためには・・・・自分の夢が実現したときの絵を頭の中に描く。俳優になりたいと小学校4年生の時、頭の中に描いた絵と同じ光景を大人になってみたことがある。頭の中に描く絵が具体的なほど夢は実現する。
〇表現者として大切なこと・・・・自意識(人に見られている、失敗したくない、褒められたいなど)から解放され、いかに素直に表現できるか。あるがままの自分で勝負することが大切。(緊張からの脱却は呼吸を整えること)
〇思いを相手に伝えるには・・・①声の大きさ、ハキハキした明瞭度のある声、環境に適した音量を出せるかと言うこと、 ②場にふさわしい言葉遣い。(丹波地区には「~してはった」など相手を敬う丁寧な言葉がある。)
〇聞き上手は話し上手・・・・本当にコミュニケーション力のある人は相手の話を聞き終えるマナーをもっている。相手の台詞を聞いて、受け取り、自分の与えられたセリフの気持ちが分かる。相手が気持ちをこめた言葉は魂である。そして、日本語には言霊というすばらしい言葉がある。何を伝えたいのか、自分でかみくだきながら伝えていく。