心の中の矢印

3年生は、私立高等学校や公立高等学校推薦入試等に向けて、作文や面接指導が始まっています。高校入試に限らず、将来、仕事を選択し、続けていく上でも面接や選考は今後いくらでもくり返されます。そんなとき心の中に「矢印」をもつことが大切です。
矢印には3つの要素があります。一つ目は始点(基準点)です。人で言えば、自分の長所や短所と、短所を改善しようとする方法などの今の自分に対する自己認識です。
二つ目は長さです。時間的な長さをもって将来を考えられるかということです。例えば、どのように高校生活を送るのか、具体性や計画性をもって話せることが大切です。
三つ目は方向です。中学校段階で職業を決めることは難しくても、失敗してもくじけないとか、人と協力して何かを成し遂げたいとか前向きな生き方の方向をもつことはできます。
心の中の矢印をこの機会に考えてくれることを期待しています。

〇3年生 終学活とカウントダウンカレンダー

掲示物いろいろ

寒波が到来し、連日の雪です。新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しています。こんな時こそ、心身の健康を丁寧に確認しながら教育活動を進めていきたいと思います。今年度は、感染症対策のため保護者の方に参観いただく機会がなかなかもてませんが、校内の掲示物を紹介します。
〇1年生 今年を表す漢字

〇3年生 防災授業のワークショップ

〇図書室前 本のポップコンテスト 優秀作品

進路学習

3年生の卒業証書授与式までのカウントダウンカレンダーが33日となっています。今日は三者懇談2日目となっています。受験に向けて3年間の復習の授業も始まってきます。一方、2年生では進路学習の一環として、どのような高校に進みたいか。どのような仕事に就きたいかなど自分の将来プランをについて、タブレットPCで調べ学習をしながら、まとめています。

学校園での感染防止対策の強化について

新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が全国的に急増しており、県内の学校においても感染者数の増加が著しく、一部の部活動を含めてクラスターも発生しているところです。
こうした状況に鑑み、「学校園に持ち込まない、学校園内に広げない」を基本に、学校園内での感染拡大を防止する観点から、令和4年1月18 日(火)から令和4年1月31 日(月)までの期間、改めて学校園での感染対策の強化を図る旨、丹波篠山市教育委員会から通知がありました。
市教育委員会通知文

上方落語 学校寄席(英語落語)

1月17日(月)、上方落語学校寄席として、ダイアン吉日さんをお招きし、英語落語を鑑賞しました。ダイアンさんはいろいろな国を旅し、やがて日本にたどり着きました。お茶や生け花などの日本文化が大好きになり、英語落語の先駆者である桂枝雀のお茶子をしたことをきっかけに1998年に初舞台を踏まれています。落語の紹介・解説、英語落語、ワークショップ(仕草・小話体験)などで楽しい一時を過ごし、プロの英語による落語で英語力を高めるきっかけになりました。また、講話の最後には世界中を旅して笑顔が大切というメッセージをいただきました。
※新型コロナウイルス感染予防対策として、2年生がランチルームで鑑賞し、1・3年生はライブ配信で視聴しました。

阪神淡路大震災犠牲者追悼のつどい

伊丹市昆陽池公園において1月16日(日)17:46から1月17日(月)5:46まで開催された兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)犠牲者追悼のつどいで本校生徒が記入したローソクがともされました。今年のテーマは「萌芽(きざし)~失った命の数をロウソクの灯火に込めて~」。失った命と同じ数の6,434本のろうそくが12時間にわたり灯し続けられました。

避難訓練を行いました

〇1月14日、地震を想定した避難訓練を実施しました。ただし、雪が降り続いていることから避難場所は体育館とし、新型コロナウイルス感染予防対策のため、集合の講話は短時間とし、教室で学級担任が講話を行いました。避難場所が変わったものの、今日は4分30秒で避難完了しました。また、しゃべることもなく、コロナ禍で災害が起こった場合を想定した避難訓練ができました。
〇災害が起こったとき、大切な命を守るため、まずは体の安全確保、次に行き止まりには逃げないことを心がけることに加えて、丹波管内でも新型コロナウイルスが急拡大しており、自分の命も他人の命も守るため、マスク・手洗い・身体的距離の確保・換気・黙食を必ずまもることなど話をしました。

阪神淡路大震災 思いをローソクに記す

阪神・淡路大震災から27年が過ぎようとしています。地震という災害は私たちに深い傷跡、悲しみ、そして大きな試練を与えました。同時に、ボランティアという人間が本来持つ温かい心を再認識することができました。
1月16日(日)午後5時46分から17日(月)午前5時46分までの12時間、伊丹市昆陽池公園でローソクが灯される追悼のつどいが実施されます。本校では5年目の取組として、日本ローソクから寄贈いただいたローソクに全校生徒が自分の思いを書き、昆陽池公園で灯していただきます。今日は、1年生で震災の教材を学習した後、ローソクに記入しました。

成人年齢とデジタルシチズンシップ

昨年末から今年にかけて本当に雪がよく降ります。登下校時の凍結には十分注意をてほしいと思います。さて、3連休の間には、昨年度実施されなかった成人式も含め、2年分の成人式が行われました。今年のトピックは成年年齢が、4月から、現行の20歳から18歳に引き下げられます。これによって、18歳から保護者の同意なくして自分の意志で様々な契約が可能となります。しかし、そこに漬け込む犯罪や消費者トラブルも危惧されています。今年度、ギガスクール推進に当たって、ネット上のトラブルについても講演などで学び、適正に活用を進めていくデジタルシチズンシップ教育を進めています。

 

雪景色の校舎