春到来

大規模改修工事も完了し、新しくできたインターロックの庭の周辺にも梅やこぶしの花が咲いています。今日は気温が急上昇し、暖房をつけなくても温かい(暑い)気候となりました。令和2年度も後2日となり、明日は最後の授業と大掃除になります。今学年のまとめと次年度への展望をもちつつ授業のまとめをしていきます。

美術室前には2年生の彫刻作品が並んでいます。

デイベート

一つのテーマに対して「賛成」「反対」に分かれてそれぞれの主張を展開し、論理的な正しさを競うデイベートについて、2年生の国語で取り組んでいます。未成年犯罪の氏名公表、動物の殺処分、高等学校の義務教育化などについて、タブレットで資料を調べてディスカッションを行いました。

自己PR動画 & 2年生球技大会

1年生はトライやる・ウィークに向けて自己PR動画を作成中です。面接と同様に4人組で教室に入り、挨拶をした後、四隅で30秒の動画を作成します。30秒にまとめるのはなかなか難しいことですが、しっかり暗記をして大きな声で説明していました。

水曜日に続いて、3年生が企画を残していった球技大会を、2年生で行いました。2年生のクラスもあと1週間です。よい思い出づくりができました。

校外生徒会

校外生徒会を行いました。3年生が卒業したので新しい代表を決めたり、通学路を再度確認したりしました。また、4月10日の新入生事前登校日に引率してくる1年生を確認しました。

1年生球技大会

3年生生徒会役員が残していった企画に基づき1年生球技大会を行いました。ソフトバレーボールを2個使ったドッチボールを楽しみました。1年生のクラスももう1週間と少しです。思い出に残るような歓声が沸き上がりました。

〇次年度の全国学力調査は国・数・英の3教科で実施され、英語はオンラインを使った聞くこと話すことなどの調査も含まれます。本日2年生では、動作確認を行いました。

修学旅行説明会 & 進路説明会

2年生生徒及び保護者を対象に修学旅行説明会と進路説明会を行いました。修学旅行説明会では実行委員が中心になって、行程、見どころ、注意点、テーマを説明しました。テーマは以下の通りです。
お(思い出)
き(絆)
な(なかま)
わ(忘れられない)修学旅行
~ちむどんどん!最高の”しんか”とともに~

進路説明会では、学年進路担当より、入試制度の仕組みや進路を決定するに当たっての留意点を説明しました。

全校集会 表彰関係お知らせ

【全校集会講話】
9ヶ月にわたった大規模改修工事が間もなく終わります。物理的な美しさと同時に、内面もより美しくなってほしいと思います。すごしやすい学級、すごしやすい学校とはどんなものか、「さわやかな環境」について考えてみたいと思います。
《ディズニーランド・ディズニーシー ユニバーサルスタジオジャパン》
パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員だけでなく、来客のマナーも向上させている。
《日本電産 社長》
儲かっていない会社にはいくつか共通点があるのです。一つは社員の士気が落ちています。会社の士気が落ちていると当然工場は汚いですよ。事務所も汚い。電話の応対がいいかげん。マナーがなっていない。つまり6Sができていない。6Sとは整理、整頓、清潔、清掃、作法、躾の六つのSのこと。
《ハコズメ~交番女子の逆襲~》(主人公が小学生にした講話から)
泥棒が狙うのは、子どもが自転車の二人乗りをしているのをよく見る町です。ルール違反ができるってことは、まわりの人が注意しない町ってことだから、泥棒みたいな悪いことをしやすい環境なんだと。逆にあいさつが活発な町は地域の人が自分たちの住んでいる環境に関心が高いから顔を覚えられるといけないので悪いことを避けるそうです。

これは、「割れ窓理論」という理論で、建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される-という考えで、割れた窓を見た人が、「この場所は防犯に配慮していない」と感じ、犯罪を起こしても大丈夫ではないかと考えることから、犯罪の発生件数が増えるというものです。環境は心のあらわれであり、逆に、さわやかな環境が集団全体の心をつくっていくとも言えます。学期末に向けて、物理的な割れた窓だけでなく、心の割れた窓がないかチェックしていってください。

〇表彰伝達
令和4年度第22回兵庫県中学校ソフトテニスのじぎくカップ中央大会 第5位
第45回京都府民総体ホッケー競技 男子優勝

トライやる・ウィークの事前学習をしている1年生の様子です

実力テスト

3年生は、本日は公立高等学校一般入試ですが、1、2年生も実力テストです。1年後、2年後のイメージをもちながらテストを受けました。
校舎の改修工事がほぼ完成です。中庭もきれいなインターロックで埋められました。

令和四年度 第七三回卒業証書授与式

卒業おめでとうございます。今、義務教育終了という、大きな節目を迎えました。これから、皆さんはそれぞれが選んだ道へと一歩踏み出します。卒業証書は、三年間の成長の証であり、これからの人生への入場券であると思ってください。今から三年前の入学式、皆さんの代表は「全員が胸を張って、笑顔で卒業できるように、周りの人への感謝の気持ちを忘れず、お互いを思いやる心をもち、中学校生活を楽しみ、努力し続けることをここに誓います。」と述べました。新たな出会いに胸躍る一方で、翌日から二ヶ月の長期休業が始まりました。「当たり前だった生活ができないので、とても悲しいです。毎日の生活がどれだけ幸せだったのかを感じました。友達に会えないことが何よりも悲しいです。」これは休業期間中に書かれた作文ですが、学校を再開した日、手に手をとって歓声をあげた姿はこの目に焼き付いています。
試練の中で、皆さんは、安全や健康、仲間や家族の絆など、当たり前と考えていたものの大切さに気づきました。そして、生徒会を中心に、ウイズコロナ時代の新しい活動を創ることに力をそそぎました。団結して踏ん張り、他者への感謝も忘れない生徒に成長しました。今年度の体育祭は、二年ぶりに全校生で開催しましたが、「限界突破」のテーマのもと、一瞬一瞬を大切にする思いが演技のひたむきさに表れました。特に、三年生のリーダーシップが素晴らしかったと思います。文化祭、「創意創案~未来を創る篠中生~」のテーマのもと、明日に向けて歩いている力強さを感じるような気持ちのこもったダンスと合唱を創ることができました。部活動でも、多くの部活が丹有大会、県大会に出場したことをはじめ、コロナ禍の中で活動を工夫し、大きな成果をあげることができました。人権作文、読書感想文、税の作文、俳句大賞、様々なポスターコンクールなど文化面での活躍も光りました。
授業でも、タブレットを使いながら、対話活動などを行うことが日常化し、まさにウイズコロナの時代にあって、未来を創る篠中生の活動ができたと思います。
入学式の日に、自分のいいところを三つは見つけて、中学校を巣立ってくださいと話しをしました。みなさんは、「忍耐」「工夫」「感謝」という三つの宝をえたと思います。つきない想い出を、心のアルバムに納めつつ、これから描く人生の未来地図に、エールの言葉を贈りたいと思います。
『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く』
みなさんがこれから迎える未来社会は、正解がなく、新たな価値を創造する社会であり、様々な人と協力して学び、肉体的、精神的、社会的に満たされるウェルビーイングをめざす社会であると言われます。そうした社会では、上手くいかないことも、人を傷つけるものでない限り、やり続けることが成功で、くじけてあきらめることが失敗になると思います。これから遭遇する課題に対して、『焦らず あわてず あきらめず』、一つ一つのことに挑戦し、失敗と思われることの中にある成功の種を見つけ、人としての根をはってください。そして、自分らしい夢の花を咲かせて欲しいと願っています。

〇卒業証書授与式で卒業生が歌った歌 「旅立ちの日に」
〇卒業証書授与式後、グランドでの全校合唱「正解」

卒業証書授与式練習 仲間

入学式後、続いた二ヶ月の休業日、その中で仲間の大切さを痛感したはずです。3年間という時間の中で、時には友だち関係で上手く行かなかったこともあったかもしれませんが、自分を成長させてくれたのは、間違いなく今の仲間でしょう。支えてくれた仲間への感謝の気持ちをもって卒業証書授与式に臨んでください。
〇卒業式練習の様子